あるのが人生、とわかってはいるけれど。
それもこれも、自身の感じ方・受けとめ方にかかっていることも知ってはいるけれど。

欲しいモノを手に入れる決意や努力も積み重ねて、
結構ラッキーな巡り合わせの強運に、感謝も忘れまいと思ってきたし・・

客観的な判断や決断で、様々なピンチを切り抜けられる、
そんな、冷静で強い自分が好きだった。

でも、最近、

「愛」という不思議な魔法に魅せられて、
思いも寄らない大きな感情の真ん中で、
足を踏ん張って立っている自分も愛おしくなってきた。

そんな気持ちになれたのは、ここで、色々な沢山の想いと出会えたから。


目の前には、いくつもの山や谷。
自分の足で、まず一歩!

さぁ、山積みされている成すべき事に手をつけようかな。
たおやかな意思と、涼やかな笑顔でなら、乗り切れるよね!!


昨日のデートの別れ際、
私の乗ったタクシーをいつまでも見送ってくれていた、
彼の姿を思い出しながら。
(デートライブ パート3)

見つめ合って抱きしめて
「愛してる」と何度も交わす
二人だけの時間

初めての恥ずかしさや
初めての感覚に
心もカラダもふるえる

でも、もう遅い
「おやすみ、また明日の朝ね・・」

ベットに彼を残したまま
一人で部屋を出て
一人でタクシーに乗り

いつもの心と顔に戻して

「ただいま〜、遅くなってごめんね」
「お帰り、楽しかった?パパはもう寝てるよ」
「うん、みんなノンベーだからね、たくさん飲んでしゃべって、面白かったー」
「良かったね、じゃぁ、先にお風呂入るよ」


朝、みんなを出して
大急ぎで彼の待つ部屋へ

「おはよう、よく眠れた?」
「早く、おいで・・」

軽いランチを食べ、別れる
「いってらっしゃい〜!」

束の間の、日常のまねごと
ままごとの様な・・
でも、宝物のような時間・・

(秘密メモはまた後で・・)

そして、二人に・・

2003年6月22日
(デートライブ パート2)

ビールを1パイントに、アイリッシュウィスキーを5杯も飲んで、
キスしたくなって
二人っきりになりたくなって
「行こう!」
「うん!」

今夜、彼はホテル泊まり
明日の朝も逢いたいと・・

大急ぎでチェックイン
それぞれシャワー
ドキドキ、ドキドキ

こんなに愛し合っていて
何度も愛し合っているのに

ベットに誘うのは、未だにドキドキ

もしかしたら
二人とも高校生並み!?かも・・

でも、情熱的な時間は必ず訪れる

(続く)

駅の改札で待ち合わせ
珍しく先に着いた私が出迎る

握りしめた携帯がメールを教えてくれる
「今、○○駅、もうすぐだよ!」

ドキドキ、ウキウキ
あっ、彼だ

人混みの中での再会はちょっと恥ずかしい
「元気だった?」と見つめ合いながら
帰りを急ぎ駅へと向かう人たちと逆流しながら歩く
そっと指が絡まる・・

アイリッシュビールでのどを潤し
フィシュ&チップス、サワーブレッド、ローストビーフ

スコットランドの風と丘、アイルランドの緑が大好きな私のお気に入りの店
夜風を受けながらのおしゃべりは、いつも以上に二人をおしゃべりにした

「逢いたかった」
「アイシテルよ」
時々彼がささやく

うれしくてニコニコ、ニコニコ、

アイリッシュウイスキーを一杯、また一杯
結局5杯!
二人で頂くご飯は本当に美味しい

幸せにニコニコニコニコ

でも、そろそろ二人っきりになりたいね・・

(続く・・)


元気にしてます。
今週を何とか乗り切って・・

取り急ぎ、秘密メモを。
心が
不安定で・・
気持ちが
絡み合っていて・・
考えが
整理できない・・

やっぱり
同じなの、明日子さぁん・・

そうなの、一緒に暮らす毎日が欲しい。
願っても、努力しても、夢でしかない夢。

一人で、強く逞しく生きて来たハズの私なんだけど。
恋の神様は、まだガンバレと言いたいのかな。


夢のまた夢。
一緒に暮らせない私の叶わぬ願い。


おはようのキス

「行ってらっしゃ〜い」
「お帰りなさ〜い」

「先ずはビール?」
「もう一杯飲む?」
「エーッ、まだ飲むの?」
(私の場合は逆に言われもしますが・・)

一緒のお風呂
ベットでの嵐(キャッ!)

寝入りばなのガォガォいびき
ずっと続く寝息

温かいカラダ
耳元のアイシテルヨのささやき

そしてまた、おはようのキス

珍しい一人での彼の出張と、私の同窓会が微妙に重なり、創り出した5日間。

ウソと秘密の壷はとても重かったけど、
(ね、明日子さぁん)
その重さを一緒に支えてくれる古い友達達とも会えた5日間。

「行くべきか否か」
前のような迷いは無かった。
こんなチャンスはもう二度とないとわかっているから・・


宝石の一杯詰まった壷が、やっとまた一つ増えた。
思い出にしなければならない方が二人増えた。

一人は物書き兼バーのマスター、56歳、30歳過ぎの若い奥さんを残して、4年間の病との闘いの後で。
もう一人は声楽と織物とワインを愛していた元PTA仲間、48歳、ダンナ様と高1の一人息子を残して、誰もが信じられない突然の出来事で。

大きな運命の前には、余りにも無力なヒトという存在・・・
でも、だからこそ、誰のせいにもせず潔く自分で責任をとりつつ、
哀しみも切なさも、
幸せも歓びも。

彼と過ごす時間たちは、かけがえのない生きている証。
一緒に過ごす大切な時間はあっという間に過ぎ去るけど、無くなる訳じゃ無いから。

それはちょうど、
艶やかに光る薄い絹糸を織って、幾重にも幾重にもそっと重ねて・・
一番素敵で、一番似合う布が出来上がるはずと信じてる。
ちょっぴりしょっぱいデートになってしまった。

美味しいディナー、でもグラッパとブランデーを飲み過ぎて・・
思わず訊いてしまった、いつもは飲み込む言葉を。

「ずっとこのままでしか逢えないの?
 一緒に暮らす未来はないの? 
 どうして??」

「誰よりもアイシテルけど、出会うのが遅すぎたよ・・」

彼を最寄りの駅で降ろし、一人タクシーで銀座へ。
大好きなマスターの居るバーでワインを一杯。

連休前の楽しげな人たちで賑わう街。
「しっかりするのよ」とつぶやきながら、一人で歩いたデートの夜・・

明日はまたデート。
仕事のフリで、私のための一日限りのGW。

泣かずにいられるかな・・
空を見て、溢れる前に渇かす涙・・

やっと復活・・

2003年4月25日
風邪も治り、慌ただしい日常にフル回転。

家事や仕事は淡々とこなして行けるけど、でも、勉強がススまない。
脳細胞の後退を思い知らされた感じ・・
いずれにしても勝負は来年、と自分に言い訳する毎日。
いやだなぁー、意気地なしで。

そして今夜は2週間ぶりのデート。
こんなに逢わなかったのは久しぶり、ちょっと心が落ち着かない。
ドキドキ・・

「気合いを入れて仕事をバリバリ片づけて、飛んで行くからね」
「早く逢って抱きしめたい・・」

野菜たっぷりのイタリアンとワイン、グラッパ。
どんどんおしゃべりが弾んで・・
手に触れたくなって、二人きりになりたくなって・・
とても大切な時間が待っている。

真夜中のお風呂で、自分の肩を抱きながら泣く日もあるけれど・・
そんな涙とも一緒に暮らしていこう。


日曜から風邪でダウン。

37度前後の熱でも、疲れが澱のように溜まったこのカラダ、最低限の家事をこなしつつもベットから離れられない。

で、ウトウト・・・
弱ったカラダとココロが求めるのは彼・・
思い出すのは彼のことばかり・・

そして、心配メールの優しい言葉が一番のお薬。

覚悟して愛し抜こう、と思っています。

「日記」ではなく。

そうしてる間に季節は動き、妖しい夜桜に乱されがちだった心も、初々しい葉桜に新しい風を感じている。

先月末は息子と実家に帰り、親孝行の毎日。

81歳の父はまだまだダンディで、立派なアッシー君(もしかして死語?!)。
通っている整形外科の看護婦さんに保険証の年齢欄にをみて「エーッ、信じられないほどお若いですね!」と絶句されたとご満悦。
80歳の母は昔ながらのおっとりオクサマ。
学生時代と同じく「お手伝いさんが帰ってきたみたい、ルンルン」と家事全般を私に任せる・・

で、私は朝から晩まで主婦として忙しい。

2歳半の可愛い姪を連れた弟一家の世話も加わり、朝ご飯・洗濯・昼ご飯・掃除・買い物・晩ご飯・果ては両親の就寝前のマッサージ(結構玄人さんのように上手なの)と息を付く間もない。
息子に思わず「早く東京に帰りたい・・」との弱音も。

明るい海と緑濃い山々、美味しい魚と野菜に恵まれた故郷で何日かを過ごすと、東京での暮らしが別世界のよう。
小さな頃から親しんできた光や風の中に優しい言葉を聞く想い・・
「いいよ、何でも思うようにすれば」

そして、飛行機から見えた大好きな富士山にウットリして、またまた慌ただしい日常が始まった・・

「今年は?!勉強するから?!」と宣言した息子(ちょっと変わっていて文学部の研究職希望)の予備校選び。
新しい仕事仲間との打ち合わせ。
自身の勉強。

そして大好きな彼とのデート。
予想通りとはいえ、忙しいシーズンを迎えた彼は仕事に追われ、10日に一度がやっと。
めったに電話を使わぬ私たちは、日に何往復かの短いメールのやりとりで、お互いの様子を知る。

で、私のサビシイムシが騒ぎ出す・・
で、私のセツナイムシが鳴き始める・・

で、私の強気ムシが囁く・・
「どんなに好きでも未来がないのよ、もう忘れなさい・・」

逢って時間を共有したい私と、逢えなくても愛してるよと言える彼との、温度差は、私が納得することでしか埋まらないのが、悲しい。

「逢いたい病」なら逢えることで治るけど、「もう逢わない方がいいかな病」の悩みは深いかも知れない。

欲張りで自分勝手なジコチュウ虫も目を覚ましつつあるかも・・
(ちょっと反省)


今回は32時間の逢瀬。

わずか1週間前の事ですが、もうずっと前のことのよう・・

駅のホームでの待ち合わせ
緊張気味の無口な二人
缶ビール
シートにもたれて、つないだ手とかるいキス

海の大きさを感じられる部屋
腕を組んで海辺の散歩
露天風呂
白ワインと赤ワインとカルヴァドスとシングルモルト
膝枕

耳元でのささやきと寝息
温かなぬくもりに包まれた眠り

海に戻っていく雨の音で目覚めた朝

わずか22時間のスゥィートホーム

チェックアウト


大好きな温泉を楽しんだ上気した顔も、膝枕した甘えん坊の顔も、「一緒に来て良かった?」って心配そうな顔も、全部憶えてます。

でも、別れた後の寂しさも、いつもより数倍大きかった事も確か。

日記が書けなかったこの1週間は、彼との暮らしが欲しくなって欲しくなって、苦しんだ1週間でもありました。

幸せの山を登り、切なさの谷へ落ちた感じ。

「前よりもっと好きになったよ、離れないで、離さない」という彼と、目の回るような忙しさに救われ、やっと平常心に戻りつつあります。

行ってきま〜す。

色々考えて、行動も起こして、問題をクリアして(といっても誰をも傷つけないアリバイ工作をしただけですが・・)、リスクを最小限度に押さえられたので・・

「大丈夫、楽しんでおいで」と背中を押してくれた友達と、「絶対一緒に行こう」と胸に引き寄せてくれた彼に、微笑みながら頷きました。

今度は30時間の逢瀬かな・・
わくわく・どきどき・・

う〜ん

2003年3月8日
彼から一泊温泉旅行のお誘い。
行きたい・・絶対!

でも、わかるでしょ、リスクは大きい・・

春の嵐が・・

2003年3月3日
吹き荒れている今日、私の心も大荒れ・・

雛祭り→女の子→
5歳のお嬢ちゃま→
昨日の彼からのメール「今日は朝から大忙し、千客万来!愛してるよ!」→
楽しい家族団らん→(;_;)(;_;)(;_;)

我ながら了見が狭いとイヤになるけど、感じてしまったことは消せない・・・
こんな日はこんな言葉で心を見つめて静かに眠るかな・・・

おまえのにくたいとおまえのことばを
すべてうつくしいひとつのながれとしなさい
もしもひくいすがたのじぶんとなっておるなら
たえがたくともだまっていなさい
みずからがひかるまでまっていなさい

八木重吉の言葉。
これにつけられた有田芳生氏の言葉がすき。
『「肉体」と「言葉」を美しいものとして結びつけること。精神と身体との関係だ。なかなか両者が結ばない難しさ。その耐えがたさにも「待つ」ということが大切なのだろう。
(中略)
「断念」のつらさ。しかし、その断念を超える「希望」が生まれれば、ひとは悠々と生きていける。やがて「ほろ苦い」と形容される言葉を噛みしめながら「想い出」となっていくのだろう。私がそうだから。あれも、これも。もっと賢くあればまったく違った「いま」を生きているのだろう。』

23時間の逢瀬

2003年2月24日
家族や廻りにウソをついて、やっと手に入れた23時間・・

仲間との飲み会をはさみ、ずっと一緒。
時々絡まる視線に胸が熱くなって・・

同じ所へと向かう幸福な帰り道。
楽しいお酒で酔っぱらった彼が何度も繰り返す、
「愛してるよ、朝までずっと抱きしめてていい?」
彼も同じ気持ちなのがよくわかった。

やっぱり、誰よりも愛している。
そして、愛されている。

揺れる日々・・

2003年2月19日

約束して、前の夜はドキドキして眠れなくて、
でも約束の場所でお互いを見つけ、
目があい、微笑み合って近づき・・
人混みの中で遠慮がちに交わす「元気?大丈夫?」
そっと並んで歩いて、思わず指がからみあう・・
心も寄り添い・・愛してる、と見つめ合う。

でも

こんな繰り返し、いつまで続ける??
重ねるウソやごまかしに押し潰されそう・・


弱気に、涙ぐんだ週末。

でも今日はまた、持ち前の切り替えの早さとプラス思考と負けん気?!が。

「いいじゃない、欲しいモノは欲しいの!逢いたいの!出会えた幸せに感謝」

いっぱい逢ったし、いっぱいアイシアッタし、いっぱい飲んだし・・
いっぱい泣いたし、いっぱい・・・

「愛してるよ」ももらったし・・

でも、結局どうするかは、私が選んで決めることなのね。

愛が動いていく・・

2003年1月19日
1年前、初めてボランティアプロジェクトの仲間として彼の名前だけを聴いた。その瞬間、予感が・・

10ヶ月前、初めて会って12人でミーティング・飲み会。同じ方向なので帰りは二人。酔っぱらっていたが、テーブル越しにキスが突然飛んで来た・・

8ヶ月前、初めて二人っきりの部屋。沢山のキスは交わしたけどそれ以上は進めなかった。ワイン・スコッチ・カルヴァドス、大好きなお酒を沢山飲んで・・

7ヶ月前、初めて愛を確認した。私にとっては13年ぶりの男性だった。まだ人を愛せるんだ、という安堵感が・・

そして、今。
時間をやりくりし、何とか一週間に一度は逢う。美味しい食事・お酒、情熱的な時間。メール越しのおやすみとおはようのキス、「世界で一番愛してる」。
一つひとつ、目や言葉や手や想いを重ねて来て、お互いにかけがえのない存在に・・

でも、現実。
彼には、日本ではまだ少ない分野のやりがいのある仕事、沢山の出張、5歳のお嬢ちゃま、しっかりした仕事も順調なオクサン、週末のアイロンかけ・・
私には、学校、5月の試験、ニコニコ顔の仕事、息子、穏やかだが手の掛かる幼稚園児のような夫、離婚したい気持ち・・

愛も時間も動いている・・
私も動くぞ!

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