オトナと、コドモ
2004年5月23日二週間ぶりのデートは、台風混じりの雨の夜
またまた珍しく先に着いた私は
大勢の人で賑わうフロント前のイスで彼を待つ
入り口のドアをずっーと見つめていたけど
ほんのちょっと目を離した間に
大きな荷物の彼が入ってきていた
一瞬、交わす視線
合図をするように少し動く手
フロントで手続きをする彼の後ろ姿を見つめた
横顔、指、背中・・・
離れているけど、話し声が聞こえてくるよう
振り向いた彼に合わせて
ドアへ向かい、外へ出て、並んで歩く
「遅くなってごめん。さぁ、食べるぞ!予約の時間過ぎたよね!」
「予約は取ってない、ひどい雨だから、あのお店に行くかわからなかったから・・」
「エーッ、二週間ぶりのディナーなのに取ってないの?!」
「二週間ぶりなのにそんな言葉!ご飯の方が心配なの?!」
大荒れの空模様の影響か、
少々波乱含みのデートの幕開けでしたが・・
夜景を眺めながら、ビールで乾杯
お気に入りの中華のオーダーはぴったり。
「前菜盛り合わせは一人前ね、それにお豆腐は揚げ豆腐の辛み炒めね、湯葉と野菜も・・」
「そう、紹興酒はカメ出しをロックで・・」
美味しくて、優しい時間が過ぎていく
互いの近況や仕事の話が続く中、彼がささやく
「逢いたかったよ」
「愛してるよ」
うん、とうなずきながら、見つめ返す
そんなオトナの彼も
久しぶりのお泊まりで心が緩んだのかな
「シャンプーして欲しいな、ゆっくりと・・」
オトナとコドモが交錯する
二人だけの大切な時間
またまた珍しく先に着いた私は
大勢の人で賑わうフロント前のイスで彼を待つ
入り口のドアをずっーと見つめていたけど
ほんのちょっと目を離した間に
大きな荷物の彼が入ってきていた
一瞬、交わす視線
合図をするように少し動く手
フロントで手続きをする彼の後ろ姿を見つめた
横顔、指、背中・・・
離れているけど、話し声が聞こえてくるよう
振り向いた彼に合わせて
ドアへ向かい、外へ出て、並んで歩く
「遅くなってごめん。さぁ、食べるぞ!予約の時間過ぎたよね!」
「予約は取ってない、ひどい雨だから、あのお店に行くかわからなかったから・・」
「エーッ、二週間ぶりのディナーなのに取ってないの?!」
「二週間ぶりなのにそんな言葉!ご飯の方が心配なの?!」
大荒れの空模様の影響か、
少々波乱含みのデートの幕開けでしたが・・
夜景を眺めながら、ビールで乾杯
お気に入りの中華のオーダーはぴったり。
「前菜盛り合わせは一人前ね、それにお豆腐は揚げ豆腐の辛み炒めね、湯葉と野菜も・・」
「そう、紹興酒はカメ出しをロックで・・」
美味しくて、優しい時間が過ぎていく
互いの近況や仕事の話が続く中、彼がささやく
「逢いたかったよ」
「愛してるよ」
うん、とうなずきながら、見つめ返す
そんなオトナの彼も
久しぶりのお泊まりで心が緩んだのかな
「シャンプーして欲しいな、ゆっくりと・・」
オトナとコドモが交錯する
二人だけの大切な時間
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